群馬発!庭の花苗たちへの水遣りのポイントを解説!
- la_puppi antiquites_et_fleurs
- 2024年8月18日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年8月28日
私のアトリエは群馬県伊勢崎市にあります。全国でも夏の気温が高いことで有名な場所です。そんな地域で花を扱ったり、ガーデニングを楽しむのはかなり厳しいですよね。特に、草花への水遣りは気を遣うポイントです。暑い日差しが照りつける中での水遣り、実は私たちが「常識」と思い込んでいることが間違っていることが多いんですよ。ここでは、その「目からうろこ」のポイントを交えて、お話ししますね。

まず、一番の間違いは「猛暑日に夕方だけ水をあげればOK」という考え方。これ、確かに夕方は日差しが弱くなっているので水が蒸発しにくいのですが、それだけでは十分ではないんです。草花の根っこが乾燥してしまっている場合、一度乾いた土は水をはじいてしまいがちで、表面が湿っているように見えても根っこまで水が届かないことがあります。
では、どうすればいいか?実は、朝早くの涼しい時間にしっかりとたっぷり水をあげるのがベストなんです。早朝に水をあげることで、日中の暑さがやってくる前に根っこが十分に水を吸収でき、草花がその後の暑さに耐えられるようになります。夕方にも水をあげるのは良いことですが、朝の水遣りを忘れないようにするのが重要なんです。
もう一つの「目からうろこ」ポイントは、水をあげる場所。水は、土の表面にまんべんなく撒くだけでは不十分です。根っこが一番水を必要としているので、根元に向けてじっくりと水を染み込ませることが大事。ホースのシャワーヘッドやジョウロを使って、ゆっくり水を流し込み、しっかりと土に吸い込ませましょう。
それから、葉っぱに直接水をかけるのもNG。日中に葉に水滴が残ると、それがレンズのように作用して葉焼けの原因になります。葉を守るためにも、根元を狙ってくださいね。
最後に、群馬の猛暑で大切なのは「マルチング」と呼ばれるテクニックです。土の表面にバークやワラなどを敷いておくと、土の乾燥を防ぎ、水の蒸発を遅らせる効果があります。これで、少しの水遣りでも長時間土が湿った状態を保てるので、植物たちも元気に育ちやすくなりますよ。
ガーデニングは自然との対話ですが、ちょっとした工夫で植物たちが喜んでくれる姿を見るのは、何とも言えない満足感がありますよね。猛暑にも負けず、元気な庭作りを楽しんでくださいね!

Comments